特産のヤマブドウを原料にしたワインの仕込みが真庭市のワイナリーで始まりました。
摘みたてのヤマブドウが、果汁をしぼる専用の機械に次々と投入されます。ワインの仕込みが始まったのは、真庭市蒜山上福田のひるぜんワイナリーです。
夏場は、雨が少なく猛暑という厳しい気候でしたが、その分、糖度が高く仕上がったという2025年のヤマブドウ。しぼった果汁に酵母を加えて約1か月発酵させ、冬の間、タンクでじっくりと熟成させます。19日にしぼった分は、2026年春、ロゼワインとして出荷されるということです。
今シーズン、このワイナリーでは赤なども含め8000リットルを醸造する予定です。
(ワイナリーを運営 ひるぜんワイン 本守一生社長)
「ヤマブドウ特有の香りがあって、より一層濃くきれいな紫のヤマブドウの色が出てきていい感じに仕上げると思う」
完成したワインは、2026年5月ごろから蒜山の観光施設や岡山市のデパートなどで販売されます。