ローレンス綾子氏の擁立を見送り
10月に行われる宮城県知事選挙をめぐり、参政党は独自候補の擁立を見送る方針を明らかにした。自民党の元参議院議員・和田政宗氏と政策の覚書を結んだことを受けた対応で、党としての推薦は行わず、党員には個人の判断で投票を委ねるとしている。
参政党はこれまで、前回の参議院選・宮城選挙区に立候補したローレンス綾子氏など、独自候補の擁立を検討していた。
しかし今回、和田氏との間で「長期多選の弊害を抑制し、健全なガバナンスを取り戻すこと」「水道・移民・葬送・再生可能エネルギーといった県政の優先課題を前進させること」の2点で政策覚書を締結。これにより、候補者擁立を見送ると判断した。
一方で参政党は、和田氏の推薦は行わず、党員の判断に委ねると説明している。
宮城県知事選挙は10月9日告示、26日投開票。これまでに現職と新人あわせて4人が立候補を表明しており、9月19日午後にもさらに2人が出馬の意向を示す見通し。