京都府京丹後市が、アメリカ兵が小銃を持った状態で基地の外を歩いたとして、抗議したことを明かしました。
16日午前7時ごろ、アメリカ兵が小銃を持ったまま国道を歩いていたと、近畿中部防衛局から京丹後市に情報提供がありました。京丹後市によると、当時市内では日米共同基地訓練が行われていたということです。市は防衛局に対し、再発防止策などを実施するようアメリカ軍へ厳重に申し入れることを求めました。
【京丹後市・中山泰市長】「住民と接する可能性のある国道を銃と分かる形で歩かれたということについては決してあってはならないこと」
一方で、日米地位協定上ただちに問題となるものではなく、訓練の中止までは求めない、としています。