知人男性に、排せつ物をいれたインスタント食品を無理やり食べさせた罪で自営業の男らが起訴された。
関西テレビは男を知る人物に独自取材。過去にも従業員たちに暴行を繰り返していたと証言した。
強要や暴行の罪で起訴されたトレーディングカード販売店の元経営者の被告の男（37）。
ユーチューバーとしても知られていた。
■被告 排せつ物入ったインスタント食品を無理やり食べさせた罪など問われる
事件はことし2月、大阪・浪速区の電気街、通称「オタロード」で起きた。
被告の男は店で働いていた男2人と共謀し、30代の知人男性を「目突くで。早うせい、時間がない」と脅迫してインスタント食品を無理やり食べさせた罪などに問われている。
インスタント食品の中には排せつ物が入っていた。
警察によると、被告の男は自身の店を手伝っていた男性が仕事でミスをしたことで「罰ゲーム」として強要した疑いがあり、調べに対し、黙秘している。
■被告の知人に独自取材 飲食店で料理を無理やり食べさせる行為もしていたか
被告の知人：やっと（逮捕）かって感じ。エスカレートしていって、いろんな被害者の人もそれまでにいてて、いまだに何しているんやろうなって印象。
こう話すのは被告の男の知人。
被告の男は数年前から、飲食店で料理を無理やり食べさせる行為を”ゲーム感覚”で強要していたと話す。
被告の知人：おかわりできるものを、ひたすらおかわりさせて食べさせる。吐くまで食べさせて、また吐いた後に食べさせて、ゲーム的なのをやっているのは聞いたことがあります。
■被告 暴行も？「顔面をどついたりとか。部下に対してすごく強くあたる」
さらに被告の男は過去にバーを経営していたが、その従業員たちにも暴行を繰り返していたという。
被告の知人：顔面をどついたりとか。部下に対してすごく強くあたる。おもちゃのように扱う。『お店で寝泊まりしてでも売り上げをつくれ』と（被告に）よく言われたと聞いた。帰ろうとすると暴言を吐かれて、帰れなくて、ほぼ監禁状態に近かったかもしれないですね。
（Ｑ.支配されている？）
被告の知人：洗脳されるというか、うまいこと言葉で『お前のためや』とか『しんどいのは今だけや』だったり。
経営者の立場を利用し、卑劣な行為を重ねていたという被告の男。
知人男性の陰部にアルミホイルを巻き、コンセントで感電させた罪でも起訴されていて、一連の事件について共謀した男らは「被告の男の発案でやった」と供述しているということだ。
（関西テレビ「newsランナー」2025年9月16日放送）
