クマ被害で経済対策。
2025年7月、男性がクマに襲われ死亡した北海道南部の福島町は外出自粛の影響を受けた飲食店などを支援するため、全町民に商品券を配布することを決めた。
2025年7月、福島町の住宅街で、新聞配達員の男性がクマに襲われて死亡。
ヒグマ警報と注意報が約1か月間出されたことで営業を自粛する飲食店なども出て、町議会は9月16日、地域経済を支援しようと補正予算案を可決した。

10月中旬以降、福島町内の飲食店などで使用できる1万円分の商品券を約3300人の全町民に配布する。
また、飲食店など15事業者には10万円の支援金。
クマ関連の経済対策事業費は、約3750万円で、クマ被害で財政支援に取り組むのは初めてだ。
