本来、混入してはいけないリチウムイオン電池が混入していたことで大きな火災に見舞われた担当者は、「リチウムイオン電池の混入は月に数百個くらい。ボヤは月に1回から2回くらい。こちらで除去はしているが、見えないように入ってきてしまう」と語る。

そんなごみに隠れたモバイルバッテリーなどのリチウムイオン電池を見つけるための取り組みが今、急ピッチで進んでいる。

株式会社PFU RAPTOR事業部・北村純子さん:
空港で使われているような手荷物検査のような装置にゴミを通して、そこでX線の透過映像を使って、AIエンジンを使ってどこにリチウムイオン電池があるか判別する。

スキャナー業界大手の「PFU」が、東京・町田市などと協力。
2024年9月での実証実験では90%を超える発見率を示し、2025年度中の製品化を目指している。

株式会社PFU RAPTOR事業部・北村純子さん:
どうしても見逃してしまうものというのが人の目であったり、新しい製品がどんどん増えてきていますので、そういったところをAIで学習させています。
(「イット!」9月17日放送より)