9月3日に開幕する瀬戸内国際芸術祭の秋会期について、香川県の池田知事は3つの会期の中で最も多くの人が訪れる会期として期待する一方で、混雑の分散に取り組む方針を示しました。

これまで春と夏の会期で開催され、にぎわいをもたらした瀬戸内国際芸術祭。最後の会期として10月3日に秋会期が開幕します。その秋会期について香川県の池田知事は「新しく会場に加わる宇多津エリアに注目してほしい」と話し、かつての塩の産地という特徴を生かして塩をテーマにした作品やイベントが多数展開されることを紹介しました。

そのうえで秋会期は最も多くの来場者が見込まれるとして、混雑を分散させる取り組みを強化したいと話しました。

(香川県 池田豊人知事)
「混雑カレンダーとリアルタイムの混雑状況のスマホでの提供の2つ。これを今回も見てもらうように広報を強くお願いしたい」

また、10月2日、3日の日程で瀬戸芸などを視察される秋篠宮妃の紀子さまと次女の佳子さまについて、池田知事は「瀬戸内海や島々のすばらしさを見ていただければ」と話しました。

岡山放送
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