大宜味村では15日、国の重要無形文化財である塩屋湾の海神祭が行われ、豊漁や豊作を祈願しました。

400年から500年の歴史があると言われる海神祭は、毎年旧盆明けの最初の亥の日に行われます。

屋古のアサギでは「ヨンコイ」という掛け声に合わせて、弓を持って柱の周りを回る儀式で豊漁豊作を願いました。

このあと行われた御願バーリーでは田港・屋古・塩屋の3区の男性たちが塩屋に向かって力強く船を漕ぎ、浜では腰まで海につかって出迎える女性たちの太鼓の音や掛け声が響きました。

祭りの最後はカミンチュが兼久浜で西の海に向かって五穀豊穣と無病息災を祈願しました。今年は2年に一度の「踊いマール」に当たり、16日は塩屋区で豊年踊りが行われます。

沖縄テレビ
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