有機フッ素化合物・PFASの問題を巡る県議会の意見書案の文案を、自民党会派が沖縄防衛局に事前に示し内容を一部修正していたことについて、小泉防衛大臣は「検閲には当たらない」という見解を示しました。
県議会の意見書は、PFASの除去のため財政支援を国に求めるものですが、自民党県連は10月、沖縄防衛局に文案を送って意見を求め、内容が一部修正されました。
小泉防衛大臣は、7日の閣議後の会見で「検閲には当たらない」という見解を示しました。
小泉防衛相:
文書の形式上の修正漏れを念のため参考として同県連に送ったものであり、意見書案の内容について意見を申し上げたものではありません。検閲には当たらないと考えています
そのうえで「PFASを巡る問題については、地域の不安を受け止めて関係省庁と連携して適切に対応していく」と述べました。