沖縄県の具志川商業高校の生徒たちが、自ら商品を仕入れて販売する「具商デパート」が今年も開かれ、会場は多くの人で賑わっています。
譜久村司記者:
具商デパートでは、生徒が店頭に立って自ら販売と接客をおこなっています
生徒:
いらっしゃいませ!
「具商デパート」は、全校生徒が株主となり、さらに経営者として仕入れから販売までを担う実践的な取り組みで、今回で32回目です。
教室や体育館に設けられた15の売り場では、県内の企業から仕入れた食品や雑貨が販売されているほか、モノづくり体験ができるコーナーもあります。
来場者:
店内だけじゃなくて、入口に入る前から接客していてすごいなと思いました。サービスが良かったです
来場者:
生徒がひとりひとり社員になってお客さんに、本当のお店みたいな感じで対応するので、そこが魅力かなと思います
具商デパート社長 田原萌乃さん:
生徒が主体となって行っている県内でも人気のあるデパートなので、ぜひ明日もご来場いただけるとありがたいです
また、2025年からはデジタル技術を用いた教育の一環として、すべての店舗で電子決済システムを導入しています。
具商デパートは8日まで開かれています。