不法投棄があった林道は、サイクリングやバードウォッチングを楽しむ人が多く訪れるスポットだ。

「費用削減が大きな理由」処分費高騰が背景か

取材中にも、不法投棄されたごみの山のすぐ目の前で、野鳥を観察している男性の姿があった。

野鳥を撮影する男性:
これ(ごみ)を見ながらは気持ちのいいものではない。こんなところまで来て捨てるんだな…。ひどいことをするな。

市の職員によると不法投棄された畳は、住宅の解体工事で出たものとみられている。

専門家は、畳の不法投棄が相次ぐ原因として、処分コストの高さがあるのではないかと指摘している。

アトム法律事務所・松井浩一郎弁護士:
(畳を)廃棄するにあたっては、コストが掛かることがある。単純なごみと違い、ものが大きい。回収してもらうには費用が掛かる。費用削減が大きな理由ではないか。

市は不法投棄があった場所が私有地のため、すぐに公費を使って撤去することができないといい、今後、警察や関係機関と連携し対応にあたるという。
(「イット!」9月15日放送より)

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