年に1度のマーチングの祭典、かごしまマーチングフェスティバルが14日鹿児島市で開かれました。

会場が拍手に包まれた圧巻のパフォーマンスをダイジェストでご覧ください。


唐湊幼稚園の園児
「ぼくたち、わたしたちの第44回かごしまマーチングフェスティバルを始めます!」

鹿児島市の西原商会アリーナで14日開催された第44回かごしまマーチングフェスティバル。

元気よく行進して懸命に旗を振るのは、第1回から連続出場している鹿児島市の唐湊幼稚園です。

2025年は幼稚園児や中高生など20の団体、約680人が出場し、それぞれのチームがパフォーマンスを披露。

会場全体から拍手や歓声が沸きます。

紫原小学校(鹿児島市)
「たくさん苦しいこともあったけど、それがすべて生かせたので、とても悔いのない演奏ができた」

武小学校(鹿児島市)
「めっちゃ緊張した。めっちゃ(心臓が)バクバクでした。ステージに立った瞬間に知っている人の顔が見ることができて、すごく安心して楽しく吹くことができた」

出場者の中には、アニメの世界観を表現した個性あふれる演奏で会場を盛り上げるチームも。

2025年で創部75周年を迎えた鹿児島実業高校吹奏楽部は、2018年のNHK大河ドラマ「西郷どん」のメインテーマで観客を魅了します。

フロア全面を使った、一糸乱れぬパフォーマンスに観客は釘付けです。

鹿児島実業高校(鹿児島市)
「楽しく演奏できた。今年のテーマは『和』、聞いている皆さんに伝わるように表現して演奏した。しっかりやりきることができた」


2025年も華やかな演奏と演技で締めくくったかごしまマーチングフェスティバル。

演奏に込められた人々の思いが重なり、マーチングの熱気に包まれた1日となりました。


*かごしまマーチングフェスティバルは、今後KTSホームページ、アプリで見逃し配信を予定しています(一部団体を除く)。

鹿児島テレビ
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