北海道日本ハムファイターズは9月11日(木)、本拠地エスコンフィールドHOKKAIDOでオリックス・バファローズと対戦しました。

 先発は中5日での登板となった北山亘基。「一番良い理想を持って入りたい」と語っていた立ち上がりは三者凡退に抑え、オリックス打線を封じます。

 初回に大量6点の援護をもらった北山は、2回表に先頭の頓宮裕真を四球で歩かせ、二死から杉本裕太郎と紅林弘太朗に連打を浴びて満塁のピンチ。しかし、宗佑磨を一塁ゴロに打ち取り三者残塁で無失点としました。


 5回まで被安打3、無失点と好投を続けた北山でしたが、6回裏に捕まります。頓宮を四球で出すと、西野真弘と杉本に連続タイムリースリーベースを浴びて2失点、この試合初めての失点となりました。さらに紅林にもライト線へツーベースを許し、3連打で3点目を奪われましたが、続く宗を三振に仕留めて3アウト。87球、6安打、3失点で降板し、後続に託します。

 北山は「野手陣の大量援護のお陰で、リラックスした投球でイニングを重ねることができましたが、6回に無駄な四球から連打で失点してしまい、悔しい登板になりました」と振り返りました。

 7回は宮西尚生が登板。この回先頭の西川のセンターに抜けそうな当たりをショート山縣がファインプレーで阻止。その後もきっちりと三者凡退に抑えました。

 8回の金村尚真が西野にソロ本塁打を浴びましたが、最後は田中正義が3人で締め、10-4でファイターズが連勝。北山は9勝目をあげました。

北海道文化放送
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