岡山県北から秋のブドウの話題です。新見市では、「黒い真珠」とも呼ばれる「ニューピオーネ」の出荷が本格化しています。猛暑で栽培に苦労したという生産者が力強く送り出しました。
黒くて、みずみずしい実がぎっしりと詰まっています。新見市の選果場には、露地で栽培された「ニューピオーネ」が集められ、関係者が房の形や実の色付きなどを確認しました。
市内では約300の生産者が約90ヘクタールでブドウを栽培していて、「ニューピオーネ」は主力の品種となっています。2025年は夏の猛暑で品質が心配されましたが、水の管理などを徹底し、ようやく出荷にこぎつけました。
(JA晴れの国岡山 阿新ぶどう部会 植田正二部会長)
「(夏の)天候に勝てないところもあり例年より房が小さいが、十分おいしくて黒くて甘く仕上がったので1房でも多く食べてもらいたい」
生産者の努力で実を結んだ「ニューピオーネ」。東京や大阪などに出荷され、全体の販売目標額は、2024年シーズンより2億円余り高く設定されました。
「販売目標15億5000万円の必達を誓って、ガンバロー!ガンバロー!ガンバロー!」