9日夕方、鹿児島市の住宅で70代の男性が頭から血を流して倒れているのが見つかり、死亡が確認されました。
男性は拳銃の様な物を手に持っていたということで、現場には10日も捜査員の姿がありました。
警察によりますと9日午後4時ごろ、鹿児島市の住宅でこの家に住む70代の男性が頭から血を流して倒れているのを親族が発見し、警察に届け出ました。
男性は駆けつけた消防により、その場で死亡が確認され、片手で持てる大きさの拳銃の様な物を手に持った状態で頭部を負傷していたということです。
10日も現場近くには規制線が張られ、捜査員が出入りする様子が見られました。
近所の住民は死亡した男性について「普段はあまり外に出ず、自宅の倉庫で作業に没頭している様子だった」と話していました。
警察は男性の死因を調べるとともに事件や事故、自殺などあらゆる可能性を視野に、関係者から事情を聴くなど捜査を進めています。
また、男性は法律上、拳銃の所持が認められている警察官や自衛官などではないため、仮に手にしていた拳銃が本物だった場合、警察は銃刀法違反の疑いで捜査する方針です。