前線の活発化で石川県志賀町では観測史上最大となる非常に激しい雨が降りました。県内ではこの後も雨が断続的に降る見通しで、土砂災害などに警戒が必要です。
「雨が打ち付けています。」
前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で大気の状態が非常に不安定となった県内。
志賀町では午後2時までの1時間に観測史上最大となる64.5ミリの非常に激しい雨が降ったほか、輪島市でも1時間に39ミリの激しい雨が降りました。
このあとも県内は大気の非常に不安定な状態が続き加賀・能登ともに多い所で1時間50ミリの激しい雨が降る可能性があります。
このため金沢地方気象台は、11日明け方にかけて低い土地の浸水に警戒すると共に、能登では11日、昼前にかけて土砂災害に、明け方にかけて川の増水や氾濫に警戒を呼びかけています。