立憲民主党など野党9党派は10日午前、憲法53条に基づき臨時国会の召集を求める要求書を、額賀衆院議長に提出した。
9党派は立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、共産党、参政党、日本保守党、社民党の8党と有志の会。
立憲など野党の国会対策委員長らは9日、国会内で会談し「自民党の党内事情でさらに政治空白が続くということは許されない」などとして、9月中の臨時国会召集を求める方針で一致していた。
憲法53条は、衆参いずれかで議員の4分の1以上の要求があれば、内閣は臨時国会の召集を決定しなければならないと規定しているが、召集時期の規定はなく、内閣の判断に委ねられている。