閉園まで、あと約3週間。違法な建築物が問題になっている札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」で、依然として300匹以上の動物が残されていることが分かりました。

 札幌市は9月5日、ノースサファリサッポロに立ち入り、動物の飼育状況を確認し指導しました。

 園では8月3日時点で、トラやライオンなど動物が合わせて325匹、飼育されていましたが、市が確認したところ、依然として319匹が残されていました。

 飼育状況に法令違反は確認されていません。

 園側はこれまで、9月末に閉園する意向を示していて、今回、市に対し「その予定について変更はない」と回答。

 市は閉園後も残る動物の飼育や移動で、法令を守るよう指導しました。

北海道文化放送
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