岩手県滝沢市では9月9日、北東北3県の警察に設置されている広域緊急援助隊が集結し、大規模な災害を想定した訓練を行いました。

青森、岩手、秋田各県警に設置されている広域緊急援助隊の合同訓練は、毎年行われているもので、今回は約130人が参加しました。

訓練は震度7の地震が発生したとの想定で行われ、車に閉じ込められた人を専用の道具を使って救出する訓練や、建物が倒壊し生き埋め状態になった人を助け出す訓練などが行われました。

隊員たちは、救助が必要な人を少しでも早く助け出せるよう、連携を図りながら訓練に取り組んでいました。

岩手県警 広域緊急援助隊 中村旭小隊長
「地震とか、豪雨災害、そういうものも発生している状況ですので、迅速に対応できるよう今後も訓練を積んでいければと思う」

広域緊急援助隊は阪神・淡路大震災を教訓に、全国の警察に設置された専門部隊で、2026年1月には東北6県の隊員が参加する訓練が青森県で行われます。

岩手めんこいテレビ
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