前方部分が浮いた状態で止まっている白い車。
そのそばで、ドライバーとみられる人物が立ち尽くしています。
目撃者は「ひたすら驚きの連続でした」と話します。
宮崎・都城市のガソリンスタンドで、一体何があったのでしょうか。
洗車機の列に並ぶドライバーが目撃したのは、精算機に何度もお金を入れようとする白い車のドライバー。
手を引っ込めた直後、突然加速し、洗車機に突進していったのです。
停止バーを跳ね上げ、激しくぶつかりながら洗車機の中を走り抜けると、そのままのスピードで左にハンドルを切り、敷地内の建物に激突。
その後、ようやく止まりました。
目撃者:
目が点になる、口が開いてふさがらない状況。
事故があった現場に近づくと、灯油スタンドに乗り上げたままの白い車が。
その前には精算機とみられる機械が地面に横倒しになっていました。
ガソリンスタンドの関係者によりますと、軽油の計量器と精算機が全壊したほか、洗車機が壊れ、現在は使用を中止しているといいます。
60代ぐらいの男性だったという白い車のドライバー。
目撃者:
放心状態のような感じだった。(ペダルを)踏み間違ってテンパってという感じに見えた。
警察によりますと、けが人はおらず、物損事故として捜査を進めているということです。
目撃者:
灯油を入れている方がいると、それこそ人を巻き込んだ事故につながっていたかなと思うので、後からぞっとするような感じでした。