教員不足の解消につなげようと、県内の大学1年生などが9日、鳥栖市の中学・高校を訪れ、“先生の仕事”を体験しました。

この体験会は、教職を目指す学生が減少していることを受け、教育学部以外の学生にも魅力を知ってもらおうと県教育委員会が初めて開いたものです。
9日は、佐賀や福岡の大学1年生など合わせて14人が鳥栖市の鳥栖高校と香楠中学校を訪れ、物理や英語の授業などを体験しました。

【参加者(大学1年生)】
「自分も半年前まで高校生だったんですけど、授業を受ける側と後ろに立って見るのとでは視点というか全然違いますし、先生方もすごく準備されて授業に臨まれているなというのを強く感じた」
「自分の理解度と生徒の方々の理解度の差があるのでどうやって教えたら分かりやすくなるかな、というのを考えてやるのが難しかった」

県内の公立学校の教員採用試験の倍率は、約25年前は13倍だったものの2025年度は1.9倍に減少しています。

サガテレビ
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