スポーツは相撲の話題です。
8月に行われた「わんぱく相撲全国大会」で宮崎県延岡市の小学4年生が県勢初の日本一に輝きました。夢は大相撲での大横綱です。

延岡市にある延岡相撲道場。園児から中学生まで男女14人が稽古に励んでいます。
道場には、全日本女子相撲・中学生の部3位の轟木結愛花選手など実力のあるジュニア選手が所属しています。
夏休み中の8月28日は、全日本個人体重別選手権・軽量級で優勝した岸本はな選手など道場の卒業生も一緒に稽古していました。

注目は、伊形小4年の高本雄大選手。
2月に行われた白鵬杯世界少年相撲大会・小学3年の部で優勝、そして8月のわんぱく相撲全国大会・4年生の部で宮崎県勢初の頂点に立ちました。

(高本雄大選手)
「九州から全国に行ったから負けて帰ったらいった意味がないと思った。(優勝した時は)やり切ったという気持ちでした」

高本選手は身長150cm・体重77kg。指導する岸本監督も努力を惜しまず成長を続ける高本選手に、将来は「大相撲で活躍できる逸材」と期待を寄せます。

(岸本武監督)
「相撲の練習や試合に貪欲で、優勝したい・負けたくないというのを表に出していく選手。そのために何をすればいいかもきちんと努力し、練習態度も試合も優秀な選手です」

まだあどけなさが残る高本選手。
しかし、ひとたび土俵に上がると勝負師の顔に変わります。

高本選手は、これからさらに精進し11月の全国大会での優勝、そして将来を見据えます。

(高本雄大選手)
「(全日本小学生相撲大会では)全国3連覇をしたいです」
Q将来の夢は
「大相撲に入って横綱になることです」

「横綱」という大きな目標を掲げる高本選手。
道場の仲間と切磋琢磨しながらこれからも稽古に打ち込みます。

テレビ宮崎
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