8日午後、舟形町の国道で軽自動車と普通乗用車が衝突し、軽自動車の助手席に乗っていた70歳の女性が死亡し、2人が大けがをする事故があった。
8日午後5時20分ごろ、舟形町長沢の国道47号で、衝突事故を目撃した後続車の男性が警察に通報した。
この事故で、軽自動車の男女2人と乗用車を運転していた女性の計3人が病院に運ばれ、軽自動車の助手席に乗っていた宮城・栗原市のパート従業員・渡辺伸子さん(70)が死亡した。
軽自動車を運転していた73歳の男性と、乗用車を運転していた新庄市の64歳の女性も、腰などの骨を折る大けがをしたが命に別条はない。
現場は国道と県道が交わる丁字路交差点で、軽自動車は県道から右折して宮城方面に向かう途中で、乗用車は新庄方面に向かって国道を直進していた。
「一時停止」の標識は軽自動車側にあり、警察が事故の原因を調べている。
8日の日没は午後6時ころで、事故が起きたのは日没の約40分前だった。
警察によると、事故当時2台ともライトを点けていなかった。
夕暮れ時は事故が多発する時間帯でもあるため、警察は早めのライト点灯を呼びかけている。