2026年3月1日の任期満了に伴う県知事選挙で、元副知事で復興庁元統括官の平田研さん(57)が出馬を表明しました。
平田研 氏
「このままでは長崎県の県政は混乱、停滞をし、県政は前に進まない。そして県民は動かない県政に失望し、県の将来に希望を失ってしまうという危機感を強く感じるようになりました」
知事選への出馬を表明したのは、元副知事で復興庁元統括官の平田研さんです。
8月、県内の経済関係者の有志でつくる団体が平田さんに出馬の打診をしていて、平田さんは「県政停滞の危機感」から知事選への出馬を決めたということです。
人口減少対策や企業、農家など地域の力を引き出す政策を実行するなどとしています。
平田 研 氏
「2020年代の後半は長崎県に残された貴重な時間。効果的な政策を集中的に実施することが必要。これは地域残しと地域起こしを同時に進めていくということ」「長崎を前に進めていくためには、県民からの信頼とリーダーの強い意志が共になければならない。これまで経験を積んだ自分の力を長崎に役立たせることができるのではないか」
また「自らを律するリーダー」として県政を進め、自身の政治資金については定期的に説明するなどとしています。
県知事選挙を巡っては現職の大石知事は出馬の意向を明らかにしていません。