農作業で心も体も健康に。

長崎市でシニア層向けの農業と福祉が連携した新たな試みが始まりました。

長崎市福田地区の住宅地にある地域農園です。

市内に住む50代から80代と、地域の子供たちあわせて約30人が「長崎赤かぶ」と「紅大根」の種をまきました。

長崎市社会福祉協議会などが、2025年度初めて取り組む農福連携の一環で、主なターゲットはシニア層です。

専門家に土づくりの基本から教わり、農作業を通じた社会参画や健康づくりなどにつなげます。

参加者(70代)
「楽しかった」「新しいことを沢山教えていただいた」

参加者(60代)
「芽が出てきたら楽しいだろうなと」「今、畑がある訳じゃないけど(今後)何かの役に立つかな、と」

長崎市社会福祉協議会 地域福祉課 福田 耕平 さん
「色々な人との関わりの中で、コミュニケーションを取るのも精神的な豊かさにもつながる」「シニア層の方々が地域の活動により参加しやすいようなきっかけになれば」

取組みは2026年1月末ごろまでの予定で、参加者は今後「長崎たかな」や「長崎白菜」などの栽培にも挑戦します。

タイミングが合えば、収穫した野菜の一部を地域の子ども食堂に提供する予定です。

テレビ長崎
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