未解決のままきょうで29年となった上智大学生殺害事件で、現場から見つかったマッチ箱には、軍手のような痕が残されていたことが新たにわかりました。
この事件は1996年9月9日、上智大学4年生だった小林順子さん(当時21歳)が葛飾区柴又の自宅で首を刺されて殺害され、自宅が放火されたものです。
現場に残されたマッチ箱には、犯人がケガをした際のものと思われるA型の血痕が付着していましたが、その後の捜査関係者への取材で、このマッチ箱には軍手のようなもので触った痕も残されていたことが新たに分かりました。
警視庁は事件解決に向け、情報提供を呼びかけています。
(情報提供 亀有警察署 03-3607-0110)