9月9日は「重陽の節句」で、「菊の節句」とも呼ばれています。宮崎県日南市の鵜戸神宮には地元の生産者が育てた菊の花が飾られ、訪れた参拝客を楽しませています。
鵜戸神宮の手水舎に色鮮やかな菊の花を飾りつけしているのは、日南市平山の花き農家、歌津芳秋さんです。鵜戸神宮の崇敬者総代の会長でもある歌津さんは、年間を通して栽培した花を行事に合わせ奉納しています。9日は重陽の節句に合わせ、菊の花を1本1本丁寧に飾り付けしていきました。
(歌津農園 歌津芳秋さん)
「心の癒やしというんですかね。花は心を癒やすと言われているので、いいんじゃないかと思っています。見てもらって、きれいだなー、家にも飾りたいなー、というような気持ちになってもらえればいいのかなと思っています」
参拝客は、手水舎で身を清めると、色とりどりの菊の花を写真に撮ったりして楽しんでいました。
(家族連れ)
「何色がきれい?全部きれいだね」
(参拝客)
「丁度いいタイミングで、すごくきれいで、さっきから感動しています」
鵜戸神宮手水舎の菊の花は、9月いっぱい楽しめるということです。