8日、県産の新米が県内のスーパーの店頭に並んだ。いくらで販売され、それに対する消費者の反応は?
(リポート)
「県内で今年最初に収穫されたコメ・瑞穂黄金が8日、ヨークベニマルに並んだ。気になる値段は税込み4730円」
8日、県内のヨークベニマル全店で販売が始まったのは、小国町で収穫された早生品種「瑞穂黄金」。
販売価格は5キロで4730円(税込み)。
現在のコメの相場が2024年と比べ1.5倍になっていることを受け設定された。
JA全農山形は2025年、農家への前払い金にあたる概算金を2024年に比べ1万1500円引き上げるなど、はえぬき・雪若丸・つや姫などの新米価格も値上がりが予想される。
やっと店に並んだ県産の新米を見た消費者の反応は…。
(客)
「食べたことがないから食べてみたい。新米なら安い」
「新米はこの価格くらいでいい。4500円ぐらいが妥当」
5キロで4730円という価格を受け入れる人がいる一方で、やっぱり「高い」という声も…。
(客)
「ちょっと高い。4000円ぐらいなら…」
「高い、4700円は高い。3000円台だと買いやすい、4000円台は高い」
店によると、雪若丸・つや姫などの新米価格はさらに高値になる可能性があるといい、消費者からはさまざまな意見が聞かれた。
(客)
「厳しいけど買っちゃう。これ以上値段が上がらないようにしてほしい」
「新米は買わない。今までので十分。大して味が変わらなければ新米じゃなくていい」
「食べる量が多いから安くないと経済的に厳しい。値段をみて考える」
県産のほかの銘柄の新米は9月下旬ごろから販売が始まる見通し。