石破首相の退陣表明から一夜明け、自民党は後任を選ぶ臨時の総裁選挙の実施に向けた準備に着手しました。
石破首相は記者団に対し、総裁選には石破内閣の閣僚らの立候補も「認められる」との考えを示しました。
石破首相:
閣僚であるから総裁選挙に出馬することを妨げる理由は何もありませんので、当然認められる。
石破内閣の閣僚では、小泉農水相、林官房長官の立候補の可能性が取り沙汰されています。
また、石破首相は自民党の役員会で、「心配をかけたが、全て私の責任だ。おわびと感謝を申し上げる」とした上で、「臨時総裁選の手続きを進めてほしい」と要請しました。
この後、総裁選管理委員会が開かれ、実施に向けた調整を開始しました。
逢沢委員長は記者団に対し、実施方式や日程を「明日の委員会で決定するくらいのスピード感で臨みたい」と述べました。
実施方式は国会議員の投票に加え、党員投票も含む「フルスペック型」か都道府県連代表の投票による「簡易型」かが議論されます。