1966年から走り始めた昭和レトロなボンネットバスが、9月7日に高松空港と徳島県三好市を結ぶリムジンバスで運行されました。
午前11時前、高松空港にやってきたのは三好市のバス会社、四国交通のボンネットバスです。2025年5月から高松空港と三好市の阿波池田を結ぶリムジンバスとして、月に1往復程度運行させています。
(乗客)
「昔ながらのバスでエンジン音が良かった。現代と違って揺れていたがゆったりと乗れた」
(三竿雅義 記者)
「昭和レトロな感が満載のこのバス。まもなく60年を迎えるということです」
1966年10月から走り続けているこのバス。車内にはクーラーはなく、代わりにあるのが扇風機です。ハンドルやスピードメーターも当時のまま。昭和の時代にタイムスリップしたかのようなひとときが楽しめます。
(四国交通営業部 谷口典久課長補佐)
「ボンネットバスを知る人に乗る機会を作りたいし、知らない人にはこのバスを知ってもらうために、この路線に限らず他の路線での運用を検討しながら色んな機会に登場させたい」
冷房のついた通常のバスも2号車として運行されました。四国交通では公共交通機関に親しんでもらおうと、高松空港リムジンバスでの特別運行を定期的に行うことにしています。