秋篠宮家の長男・悠仁さまは9月6日、19歳の誕生日を迎え、「成年式」に臨まれました。
天皇皇后両陛下や秋篠宮ご夫妻が見守られる中、「加冠の儀」が行われ、悠仁さまは古式ゆかしい装束で成年の冠を身につけられました。
その後、成年の装束に改めた悠仁さまは、厳かな馬車列で宮中三殿へ向かい、賢所などを参拝されました。
午後には、宮殿・松の間で「朝見の儀」に臨み、成年の決意を示されました。
悠仁さまは、陛下へ「成年皇族としての責務の重さを自覚し、これまで賜りました御恩にお報い申し上げたく存じます」と述べられました。
陛下は「これからは学業に励まれるとともに、皇族としてのつとめを立派に果たされるよう願っております」と述べられ、皇后さまも「今日は成年式おめでとう」と祝福の言葉を贈られました。
皇居前広場には多くの人が集まり、悠仁さまは笑顔で手を振られました。
悠仁さまは「成年式を滞りなく終えることができ、安堵(あんど)しております」と感想を述べられました。
夜には都内のホテルで両陛下や上皇ご夫妻、皇族方などを招き、お祝いの夕食会が催され、出席者には悠仁さまが関心を寄せるトンボなどが描かれたボンボニエールが贈られました。
悠仁さまは7日、伊勢神宮への参拝のため三重県を訪問されます。