2025年の夏の記録的な暑さや7月の小雨などの異常気象について、気象庁は有識者検討会を行い、明らかな異常気象で、何らかの対策を考える必要があると述べました。
6月から8月までの平均気温は統計開始以来最も高く、群馬・桐生市で歴代最高気温の41.8度を観測しました。
また7月は、梅雨明けが過去最も早かった影響などで小雨になりました。
気象庁はこれらの異常気象について有識者検討会を行い、フィリピンの東の海水温が平年よりも高かったことで、積乱雲の活動が活発になって偏西風が北にずれ、暖かい空気が入ってきて日本列島上空を覆ったため、高温になったことなどが原因と発表しました。
明らかな異常気象で、何らかの対策を考える必要があると述べています。