人吉市の小学校で米作りに一役買ったアイガモとの〈お別れ会〉が先日、開かれました。
人吉市立中原小学校は人吉市有機農業推進協議会の協力で、アイガモ農法による米作りを授業の一環で毎年、行っています。
今年も6月に田植えを終えた田んぼに放したアイガモのヒナ4羽が雑草や害虫などから稲を守り、子どもたちが交代でエサやりなどの世話を行ってきました。
ただ、これからの時期、実った稲穂をアイガモが食べてしまうので、アイガモの仕事は8月29日で終了。お別れ会では、50センチほどに成長したアイガモを小屋に移し、子どもたちはアイガモを抱きかかえたり、なでたりして、別れを惜しんでいました。