トルコの動物園で、FNNのカメラが捉えたのは、大きなクマ。
取材中、そのボディーにタッチ!
飼育員から“お触りOK”が出るほど、とてもおとなしい、3歳のオスのヒグマ。
名前は「オカン」です。
今は元気な様子ですが、実は数日前、ある“大変な目”にあったことで話題になったのです。
オカンは突然わめいたり叫んだりと苦しみ始めたということで、病院に連れて行かれました。
動物病院に到着し、5人がかりで担架に移された、体重約300kgのオカン。
犬やネコに使う麻酔の約100倍の量を打たれ、いびきをかいています。
「どこが痛みますか?」と聞いても、答えられるはずもなし。
原因解明に使われたのが動物用のCTスキャン。
全身クマなくチェックして、原因を探ります。
獣医師:
胃に問題がありました。
オカンの苦しみの原因は、胃にありました。
その後、動物園を訪れると、元気な様子。
痛みの原因は、何だったのでしょうか。
動物園の担当者:
胃にガスがたまって腹痛。
担当者によりますと、この時期、オカンの1日分のエサはスイカ1玉やリンゴなどあわせて10kg。
規定量で食べ過ぎではないとのことですが、季節の変わり目は体調を崩しやすく、意外な形で話題を集めてしまったオカンなのでした。