インフルエンザが流行期を迎える前に観音寺市のワクチン製造メーカーで9月5日、インフルエンザワクチンの製造工程が公開されました。
インフルエンザワクチンが製造ラインを次々と流れていきます。製造工程を公開したのは観音寺市の一般財団法人、阪大微生物病研究会です。阪大微研を含むBIKENグループではワクチンの研究や製造を行っていて、昨シーズンは国内で使用されたインフルエンザワクチンの約3割を供給しました。
今シーズンからはワクチンに含まれるウイルスの製造株が4種類から3種類になった3価ワクチンを製造していて、市場全体で約5290万回分が供給される見通しです。
(BIKEN 佐溝浩佑執行役員)
「日本全国の皆さんに求められているワクチンを確実に届けるという思いで製造してきた。あす(6日)から出荷が始まるが、インフルエンザワクチンの最終の出荷が終わるまで気を引き締めて製造したい」
ワクチンの出荷は9月6日から始まり10月まで続くということです。