自民党総裁選の前倒しの是非をめぐり、岐阜と三重の県連で判断が分かれました。
自民党岐阜県連の村下幹事長は、9月5日の会合で党の改革を優先すべきという意見が出たほか、県連会長の武藤容治経産大臣が石破内閣の一員であることも考慮したとして、総裁選の前倒しを求めないと明らかにしました。
自民党岐阜県連の村下貴夫幹事長:
「党本部には(総裁選)前倒しの報告はいたしません、という結論になりました。やはり自民党の立て直しを先にやっていただきたい」
三重県連は役員会のメンバー38人に書面で意見を求めたところ、過半数が前倒しに賛成したとし、総裁選実施を求める意見を提出することを決めました。
自民党三重県連の中嶋年規幹事長:
「自発的に石破総裁ご自身が職を辞していただくことを期待したいという声も多数ございました。党の再生を図っていくために総裁選を行って、新たなリーダーの下で党の再生を図るべきという声が多かった」
自民党愛知県連は7日に、総裁選前倒しの是非について議論する予定です。