「1日2時間まで」の目安が大きな波紋を呼んだ、愛知県豊明市のスマホ条例案を巡って9月5日、市議会で論戦が繰り広げられました。
5日の豊明市議会では、小浮市長が提出した「スマホ等適正使用推進条例案」を巡って4人の市議が質問に立ち、条例にする必然性はないのではと、疑問の声が上がりました。
清水義昭議員:
「条例というのは一番自治体としては厳しいものになりますので、なぜ条例にしたのか、啓発ではダメだったのか」
小浮正典市長:
「議会を通した状態で市民の皆さまに提出させていただく、非常に重たいメッセージだと市民の皆さまに受け止めていただきたい、その思いが一つあります」
市側は「1日2時間まで」などの記述について、「あくまで目安で、過剰な使用にならないように啓発する目的」と強調し、議論は平行線を辿りました。
条例案は委員会での審議を経て、9月22日に採決されます。