山形の秋の風物詩「芋煮」の季節が今年もやってきた。
山形市の東沢地区では、芋煮シーズン到来を告げる毎年恒例の試食会が開かれた。
(リポート)
「しょうゆのいい香りがテント一杯に広がっています。山形の皆さん、芋煮シーズンの開幕です」
山形市の東沢地区にある唐松観音前の河川敷で行われたのは、「山形いも煮まつり試食会」。今年で47回目を迎える「山形いも煮まつり」は手ぶらでできる芋煮会として人気のイベント。
それに先駆けて行われた「試食会」には地元の人や観光関係者などおよそ100人が参加した。
(参加者)
「今年初もの、柔らかくておいしい」
きょうは36キロのサトイモと、ネギやシメジ、牛肉などがたっぷり入った芋煮・およそ200食分が用意された。
(リポート)
「とろけます。味がしっかりしみていてしょうゆの香りがふわっと口の中に広がりました。とっても美味しいです」
参加した人たちも出来立てアツアツの芋煮に舌鼓を打っていた。
(参加者)
「最高だね。唐松観音の所は風景も良くて。このような河原で食べるのは美味しい。味も柔らかくて美味しい」
(参加者)
「テントの中で食べる芋はまた格別。美味しい。この芋煮会が始まると山形にも芋煮の季節が来たと感じる」
(東沢観光協会・荒井英幸さん)
「大勢の方に来ていただいて山形の芋煮で楽しんでもらえたら」
山形市東沢地区の「山形いも煮まつり」は、11月9日まで唐松観音前で開催され、5人以上の事前予約で楽しむことができる。