「約3年ぶりの天体ショー」。月が地球の影にスッポリ入る「皆既月食」が、約3年ぶりに愛媛県でも9月8日未明に起こります。5日時点の予報では、多少雲はあるものの観測できるチャンスです。
「皆既月食」は太陽と地球と月が一直線に並び、月が地球の影に完全に入る現象。今回は愛媛県では南西から西の夜空で見られます。
久万高原天体観測館によりますと、8日午前1時27分から月が欠け始め、午前2時半から約1時間20分間に渡り、地球が月を太陽の光から覆い隠します。
「皆既月食」は、太陽の光の波長が長い赤の成分が回り込むため、月全体が赤銅色に浮かび上がります。
この時間帯の天候は5日午後3時時点の予想で、午前0時から3時までは雲が多少あるものの、観測できる場所が多くなると見られます。ただ午前3時から午前6時までは中予で雲が広がり、観測しにくいタイミングがありそうです。
日本で「皆既月食」が起きるのは2022年11月以来。約3年ぶりの天体ショーが期待されます。
次は2026年3月3日に、午後8時から午後9時までの間で起こるということです。
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