長崎市のグラバー園など観光施設や体育館、プールといった市民施設の料金改定などを話し合う長崎市議会が5日から始まりました。
長崎市議会9月定例会は、午前10時に開会し、総額9億8千万円の一般会計補正予算案やグラバー園条例の一部を改正する条例案など88件が上程されました。
施設の使用料や手数料の改定は、物価の上昇などを受け、施設の運営費などを公費ではなく、利用者が支払う受益者負担の適正化を図る目的で行われます。
対象はグラバー園や長崎ペンギン水族館など174の施設で、1992年(平成4年)以来、約30年ぶりの見直しです。
また一般会計補正予算案には、新しい文化施設に関する調査費3500万円が盛り込まれています。
市議会9月定例会は9月29日までで、一般質問は来週10日からです。