佐世保市の前畑弾薬庫の移転をめぐり、日米間で合意した施設配置案について、長崎3区選出の金子防衛大臣政務官が知事に報告しました。

金子政務官は、前畑弾薬庫の針尾島移転についての施設配置案が8月28日に日米間で合意したことを受け、知事に概要を説明しました。

2011年の日米間の移転合意から14年を経て、配置案の合意に至ったものの、今後は施設の完成だけでも、20年以上かかるとされています。

金子容三 防衛大臣政務官
「ようやくここまで来たということで、これからできる限り早期に返還が実現できるように、これからもしっかりと取り組んでいきたい」

大石賢吾知事
「地元は目に見える進捗を期待しているのでスピード感をもって実現していただけるように、国からもお力添えいただきたいとお願いした」

県は、今年6月にはアメリカ海軍や海上自衛隊、民間施設などが混在する佐世保港のすみ分けの早期実現を求める要望を防衛省と外務省に行っていて、今後も佐世保市と連携するとしています。

テレビ長崎
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