日本銀行新潟支店は9月3日の会見で県内景気について「原材料高の影響を受けつつも持ち直している」との基調判断を示しました。
【日本銀行新潟支店 平形尚久 支店長】
「新潟県経済は、原材料高の影響を受けながらも持ち直しが続いている」
9月3日に開かれた会見で、県内の金融経済動向について基調判断を示した平形尚久支店長。
個人消費については、物価高により一部弱い動きとなり、プライベートブランドや特売品を選ぶ節約志向がみられる一方、賃上げなどの所得環境の改善もあり、緩やかに回復しているとの見方を示しています。
また、アメリカ・トランプ政権による関税政策の影響について、現時点では県内景気の大きな下押しの要因にはなっていないとしたものの…
【日本銀行新潟支店 平形尚久 支店長】
「自動車関連向けの受注に影響が若干出ている」
自動車関連企業の収益に徐々に悪影響を及ぼしつつあるとして、今後も注視していく考えを示しました。