2日から秋田県内を襲った記録的大雨の対応について、秋田市の沼谷純市長は4日、「迅速な対応で人的・物的被害を回避できた」と振り返りました。

今回の記録的大雨では、秋田市の新城川が氾濫し、下新城・上新城・飯島地区の2339世帯4597人に、5段階の警戒レベルで最も高いレベル5の「緊急安全確保」が発令されました。

また、3日午後1時までに市内の住宅2棟で床下浸水の被害が確認されています。

4日に開会した秋田市の9月市議会本会議で、沼谷純市長は、今回の記録的大雨の対応を「避難所の設置や冠水した道路の通行止め、市民への情報発信など迅速な対応に努めたところであり、人的・物的被害の回避につながったと捉えている」と振り返りました。

なお、市は今議会に8月6日からの大雨で被害を受けた農業用施設の復旧事業費などを盛り込んだ一般会計の総額で3億1100万円余りの補正予算案を提出しています。

2日からの記録的大雨の支援についても必要に応じて予算を提案する方針です。

秋田テレビ
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