岡山県民の約8割が対象だということです。9月の「おかやま健康づくり月間」に合わせ、野菜の摂取量を増やして生活習慣病の予防を目指す啓発活動が、9月4日、岡山市で行われました。

(平野桂子記者)
「便秘・疲れが取れない・風邪をひきやすい原因の一つには野菜不足があるようです・・・」

啓発活動では、県の栄養改善協議会のメンバーが、野菜をたくさん食べるヒントを紹介したパンフレットを配ったほか、手をかざすだけで野菜の摂取量が分かる測定会を開きました。

(測定した人は…)
「(目標値に)足らなかった。青汁も飲んでいるが、頑張る」
「自分は取れているが子供は好き嫌いが出る時期でなかなか取れていない。野菜増やして何かと一緒に食べるのを多めにしていこうと思う」

厚生労働省が推奨する野菜の摂取量は1日350グラム。しかし岡山県民の約8割がその数字に達していません。平均摂取量は約230グラムで、国の目標値の3分の1にあたる120グラムも足りていません。年代別に見ても350グラムに達成する世代はなく、慢性的な野菜不足に陥っています。

(岡山県栄養改善協議会 中島玲子会長)
「しっかり野菜を食べるということを、若い人が特に(摂取量が)低いので若い人にも普及していきたい」

野菜の摂取量は、毎日のちょっとした心がけで増やすことができます。

例えば・・・
「菓子パンより野菜のサンドイッチに!」
「彩りをプラス」
「付け合わせの野菜は残さない!」

意識してあと少し野菜を摂取して健康につなげてみませんか?

岡山放送
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