佐世保市の前畑弾薬庫の移転をめぐる今後の見通しについて、長崎3区選出の金子防衛大臣政務官が説明に訪れました。
佐世保市の宮島市長と市議会へ説明に訪れたのは、金子容三 防衛大臣政務官です。
前畑弾薬庫をめぐっては、8月28日に市内の針尾島への移設の前提となる施設の配置案に日米間で合意しました。
金子政務官は4日、施設の完成だけでも20年以上かかるとされる今後の見通しを説明しました。
金子容三 防衛大臣政務官
「今後、環境アセスや埋め立ての承認で約6年、埋め立て、弾薬庫の建設10数年、概ね20年あるいはそれ以上かかるのではないか」
2011年の日米間の移転合意から14年を経て、ようやく進展した今回の配置案合意について宮島市長は「大きな前進」だとしています。
市側は移転先付近の住民に適時適切な情報提供を行うよう、防衛省側に求めたということです。