8月以降、岩手県内では交通死亡事故が相次いでいて、9月3日時点で多発注意報が出されています。
現場の一つである盛岡市の国道では3日、警察が状況の確認と事故防止の呼びかけを行いました。

盛岡市茶畑の国道4号線には3日、県警や県の担当者らが集まり、事故当時の状況などを確認しました。

この現場では8月17日、20歳の男性が運転する乗用車とバイクが出合い頭に衝突し、バイクを運転していた18歳の男性が死亡しました。

当事者の2人はともに免許の取得から2年以内だったことから、盛岡東警察署管内では全ての自動車学校に、事故防止を呼びかけるチラシが配布されているということです。

現場点検の後には、県警の担当者らが旗を掲げて、ドライバーに安全運転を呼びかけました。

盛岡東警察署 小野寺武士交通官
「警察にしかできない交通指導・取り締まりを、徹底的に行うというように考えている。緊張感をもって運転していただきたい」

県内では8月と9月で計11人が交通事故で亡くなっていて、県警では事故多発注意報を出し、取り締まりを強化しています。

岩手めんこいテレビ
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