営利目的で大麻やコカインを所持したなどとして、宮崎市の20代の男5人が麻薬取締法違反などの疑いで逮捕されました。
5人は、SNSを利用した違法薬物の密売グループのメンバーでした。
(戸高涼平記者)
「こちらには、密売グループから押収された大麻やコカインなどが並べられています」
逮捕されたのは、いずれも宮崎市の無職で26歳から27歳の男5人です。
警察によりますと5人は営利目的で、末端価格にして430万円相当の乾燥大麻およそ860グラムなどを所持した、麻薬取締法違反などの疑いが持たれています。
5人は、SNSを利用した違法薬物の密売グループで、宮崎市の駐車場や道路などで、手渡しで大麻の販売などを行っていたということです。
主犯格の男1人が指示と仕入れ役、2人が注文の受けと配達、あとの2人が配達役だったとみられています。
警察は、5人の認否を明らかにしておらず、入手経路や余罪などを捜査しています。
警察によりますと、今年1月から7月までに大麻事案で逮捕された人は75人で、このうち、29歳以下が61人と8割を占めています。