9月3日も静岡県内は厳しい残暑が続いています。一方、3日夜に日本の南で台風が発生し、県内にも接近する見込みです。台風が接近する前から大雨となる恐れがあり、今後の情報に注意が必要です。
高本圭市 記者:
暦の上では秋ですが今日も静岡市内は強い日差しが降り注いでいます。午前中の気温は34℃をさしていて、猛暑日一歩手前となっています。
県内は3日も各地で気温が上がり、網代で35.8℃を観測するなど4つの地点で猛暑日となりました。
一方、日本の南の海上には熱帯低気圧が。
3日夜9時には台風に発達し、5日昼過ぎから夜のはじめごろにかけて県内に最も近づく見込みです。
静岡地方気象台・杉山暢昌 予報官:
台風が近づく前から大雨になる可能性があるので、気象情報には注意してほしい
雨は今夜から強まるところもある見通しで、4日正午からの24時間に降る雨の量は中部・西部・東部で200ミリ、伊豆で150ミリと予想されています。
また、波はうねりを伴いしけるところがある見込みで、大気の状態が非常に不安定となるため竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。
台風の進路によって影響は大きく変わる可能性があるため、気象台は最新の情報を確認するよう呼びかけています。