秋の味覚の水揚げが始まっています。9月2日の女川に続いて気仙沼にも今シーズン初めてサンマが水揚げされました。

3日、気仙沼港に入ったのは、長崎船籍の「第5太喜丸」で、北海道の沖約1000キロの公海で獲れたサンマ、約100トンを水揚げしました。

気仙沼でのサンマの水揚げは今シーズン初めてで、去年より11日遅い初水揚げとなりました。

水揚げされたサンマは、主に130グラムから160グラムの中型から大型で、脂が乗っていて味は良いということです。

買受人
「漁場が沖なんですけど、鮮度が非常に良いことと、それから脂の乗りも非常に良い。スタートのサンマにしては最高だなと思っています」

初入札では、1キロあたりの平均価格が386円と、去年より800円以上安く取引されました。

第5太喜丸 深堀将吾漁労長
「今年はいいんじゃないですか、去年に比べると脂も乗っている。まだ取れると思います」

気仙沼漁業協同組合 臼井靖参事
「ここ数年ちょっと低調に推移していたが、今シーズンは数量もまとまりましたし、大きさも、ここ数年よりも大きい。今後期待したい」

気仙沼でのサンマの水揚げは12月中旬まで続く見込みだということです。

仙台放送
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