南大東島の南南東にある熱帯低気圧は、今後12時間以内に台風に発達し、県内では、4日未明から夜のはじめ頃にかけて、非常に激しい雨が降る恐れがあります。

宮崎地方気象台によりますと、南大東島の南南東およそ70キロにある熱帯低気圧は、1時間におよそ25キロの速さで北北西へ進んでいます。

今後12時間以内に台風に発達する見込みです。

このため、県内には暖かく湿った空気が流れ込み、4日未明から夜のはじめ頃にかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨が降る恐れがあります。

4日予想される降水量は、多い所で、1時間に50ミリ、4日午後6時までの24時間で180ミリとなる見込みです。

また、4日予想される最大風速は、海上で18メートル、陸上では12メートルとなっています。

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に十分注意してください。

続いて、台風による交通機関などへの影響です。

午後5時点では、すべての交通機関が通常通りとなっていますが、JR九州では、今後、計画運休を行う可能性があるとしています。

そして、学校への影響です。

各市町村の教育委員会によりますと、県立高校27校は自宅待機、宮崎市では13校が臨時休校、また、綾町や日南市など合わせて7つの市と町の小中学校も休校を決めています。

その他の小・中・高校では通常通りで、4日の朝判断する学校もあるということです。

テレビ宮崎
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